アジサイとアカトンボと…

夏の御在所岳散策

注文したようにウツボグサなどの山野草にも止まってくれていた。

アジサイに止まるアカトンボ、ここでしか見られない光景である。

 夏まっさかりの7月末、久しぶりに御在所岳を訪ねてみた。 この日、下界は35度を超える猛暑であったが、山上は10度ほど低く、涼風が心地よい。だが2台のカメラを首にかけての撮影となると、汗が止まらない。景色はご覧のとおり、山上公園付近はアジサイの花ざかり、空にはアカトンボが飛び、聞こえてくるのは蝉ではなく、鶯である。春、初夏、そして秋が混在する御在所岳の夏である。
 でも、なんといっても御在所岳の夏をシンボルするのはアカトンボの一種、アキアカネである。どこから来るのか夏になると何十万匹が飛来、夏の間、涼しい御在所岳で過ごし、9月ごろには山を下りて里に帰るのである。 

夏休みには多くの家族連れが訪れ、アキアカネのふるさと探しに参加する。つまり、アキアカネを捕らえ、羽根に赤でGマークをつけて放し、これがどこで発見されるかで、そのふるさとを調べようというもの。

群れをなして飛び回ったり、木々に止まって休んだり、わが世の夏を謳歌しているようだ。

山上公園は今、アジサイの花盛り、時折、アカトンボが群れをなして飛んでいく。