近江八幡水郷めぐり

 4月8日、比叡山の門前町・坂本の春色を楽しんだ後、琵琶湖東岸の町・近江八幡市に立ち寄り、和船による水郷めぐりを体験した。
 近江八幡の水郷めぐりは約400年前、豊臣秀次が始めたと言われる伝統の舟遊びで、水を浄化する「よし地帯」を守るため、あくまでも手こぎ舟にこだわる本物の水郷めぐりである。
 この季節、「よし」は枯れススキ状態、水中から伸びる大小の木々も芽を吹いたばかりで、寒々しい感じもするが、それがこの水郷ならではの光景でもある。また多くの野鳥がかわいい鳴き声で出迎えてくれるのも楽しく、ここには日常の喧騒をすっかり忘れさせてくれる別世界が残されているようだ。