お見事 一気に駆け上がる

 伝統を誇る員弁郡東員町、猪名部神社の「上げ馬神事」が桜満開の4月3.4日に行われた。
 上げ馬神事と言えば、5月の端午の節句に行われる桑名市・多度神社が有名だが、猪名部神社の上げ馬神事は日本最古の伝統行事で、この日も大勢の観客の声援を受け、賑やかに行われた。
 若者の英気を養うため約800年前、鎌倉時代にやぶさめの神事とともに始められたといわれ、高さ約2メートルの壁を人馬一体となってかけ上がる。助走距離は約50メートル、壁の手前約20メートルは30度の急坂になる馬場で、何頭が坂を上ったかで、その年の農業の豊凶を占うもので、毎年4月の第1土・日に行われている。
 
 

駆け上がった人馬は観衆から大喝采をうけ、騎手は喜びのポーズでこたえる。

両脇の若衆らが必至に加勢するが、転倒する馬、落馬する騎手、成功する人馬に大きなどよめきが起こる。

一気に駆け上る馬、あと一歩のところで引き返す馬、あるいは転倒、落馬などハラハラする光景が展開する。

勇壮!! 猪名部神社の上げ馬神事

残念、あと一歩のところで引き返す。

上げ馬に先立ち、馬に乗った武者姿の若者が神社に参拝、成功を祈っていた。