叡昌山本法寺

この寺を代表する寺宝は江戸時代初期の絵師・長谷川等伯が描いた仏涅槃図。縦10m・横6mの大画面で、慶長4年に描いたものを本法寺に奉納した。
 日ごろは仏涅槃図の複製が展示されているが、この日は春季特別寺宝展として正筆が展示されていた。撮影禁止が残念だった。

京都春遊

桜も散り始めた4月10日、「四日市史跡と文化財を訪ねる会」のメンバーで京都の春を巡った。今回は桜と庭園をポイントに東本願寺の別邸「渉成園」、高瀬川源流庭園の「がんこ高瀬川二条苑」、長谷川等伯筆の大涅槃図を寺宝とする「本法寺」を訪ね、最後は京都植物園のしだれ桜を楽しんだ。

庭園には巨大な古木が朽ちたまま残されており、自然の造形が興趣を添えている。

名勝・渉成園 庭園はいわゆる「池泉回遊式庭園」で、洛北詩仙堂を開いた石川丈山の作庭といわれ、1万600坪の広大な敷地に大小二つの池と数棟の茶室、持佛堂・書院群で構成されている。

西門を入ってまず目につくのがこの高石垣、長い切石や礎石、石臼、山石や瓦などを素材に構成されている。

ニューナイスズメが桜の花をくわえ、蜜を吸っていた。

がんこ高瀬川二条苑の庭園

高瀬川の桜で見つけたアゲハチョウ

池の北大島に立つ茶室・縮遠亭(しゅくえんてい)

満開のしだれ桜

京都植物園

高瀬川と
「がんこ高瀬川二条苑」

ここで昼食、がんこ高瀬川二条苑は、江戸時代に高瀬川を造った豪商・角倉了以の別邸跡で、庭園は高瀬川源流庭園といわれ、素晴らしい。

二つの池を結ぶ木橋・回棹廊(かいとうろう)

庭園には珍しい楼門作りの傍花閣(ぼうかかく)、奔放な構成と穏やかな数寄屋造りの個性的な建築が目を引く。

書院群のひとつ、池に面して建つ滴翠軒(てきすいけん)

高瀬川は花吹雪が舞っていた。