これが日本一小さい水田…今年はまだ田植え前だったが、ちなみに昨年は5株が植えてあったという。

通り峠を下り、丸山橋を渡ると、日本に6ヵ所しかないという千枚田が広がる。この紀和町丸山地区にある棚田(千枚田)は、約400年前には2200枚あったという記録が残されているが、戦後は高齢化等により550枚まで減少したそうだ。しかし1994年には町が「丸山千枚田条例」を制定、地元住民が協力してその保存に努力、オーナー制度も導入して今では1400枚を数える文字どおりの「千枚田」になった。

峠の木立の中には石室があり、中には赤子を抱いた子安地蔵が祀られている。ここからさらに急な坂を登ると展望台に出る。私は途中でダウン、千枚田の眺望はあきらめた。

熊野古道を歩く その3

通り峠〜丸山千枚田

 「熊野古道を歩く」も3回目の体験、今回は全国的にも有名な丸山千枚田を写したくて、そこに通じる通り峠に挑んだ。今回もバスハイクのツアーであったが、人気コースとあってバス5台、200人近くが参加した。
 通り峠は、三重県と和歌山県の県境・紀和町にあり、風伝峠から吉野方面へ通じる北山道としての古道で、約1キロの峠道はかなりの急坂。峠を越えて山を下るとこのコースのスポット・丸山千枚田の景観が開ける。

ひと汗かき、息を切らしてたどり着いた峠での弁当の味はまた格別である。

この山を越えるのが通り峠、頂上の展望台からは千枚田が一望できる

かなり急な登り坂で石畳の道も狭く、一列で登る光景は「アリの熊野詣」を思わせる。

熊野古道Aへ

この日もあちこちで田植えが行われていたが、こんな小さい田はあっという間に終ってしまう