勇壮・豪快! 真夏の伝統行事

これも盆供養の伝統行事、日野の大念仏。直径2メートル余りの大太鼓と、重さ200キロもある大鉦を打ち鳴らして、魔性退治と五穀豊穣を祈願する大念仏。写真は西日野のものだが、東日野にも同じ大念仏があり、8月13日と15日、日野神社と西覚寺、顕正寺で行われる。

富田一色のけんかまつり

富田の鯨船まつり

 8月15日の盆のころには四日市の各地で伝統の夏祭りが行われる。富田の鯨船まつりもそのひとつで、昔、漁師町であった富田にふさわしく、4艘の鯨船山車(神徳丸、神社丸、感応丸、権現丸)が町を練りまわったあと、鳥出神社境内で荒々しく鯨突きの演技を奉納する。

富田で鯨船まつりが行われているころ、北隣の富田一色では鉦・太鼓の若者がぶつかり合う勇ましい「けんかまつり」が行われる。本来は先祖を供養する大念仏で、飛鳥神社前の大通りを埋めた若者たちが、神社に練りこもうとする鉦の組を、太鼓の組がこれを阻止して激しくもみ合うもので、その荒々しさから「けんかまつり」と呼ばれるようになった。

日野の大念仏