古都・奈良の「ならまち」散策

ならまちの町屋は今もほとんどが住居となっているが、この「ならまち格子の家」は無料で一般に開放されており、町屋の生活様式に触れることができる。

 古都・奈良のなかでも一番古い町並みが「ならまち」である。この辺りは奈良時代の平城京の区画のひとつで、元興寺(日本最古の仏寺・飛鳥寺が奈良遷都により、ここに移されて元興寺となる)に隣接しており、町の中には元興寺の小塔院や五重大塔の塔跡などが点在し、往時の大伽藍を偲ばせている。また江戸時代の末期から明治にかけての町屋の面影を今に伝えており、迷路のような小路を歩くと歴史の横顔に出逢える、そんな町でもある。

元興寺の本堂でもある極楽堂(国宝)

一般の住家にも庚申さんの身代わり猿が吊り下げられているが、これは災難が家の中に入ってこないようにとの魔除けを意味しているとか…。

境内には無数の石仏がある。後方の僧坊も国宝である。

近鉄奈良駅に近いならまちの入り口付近には、小さな川に多くの地蔵さんを乗せた石造りの船がある。

 町並みの中ほどに庚申堂があり、庚申さんのおつかいの猿を形たどった大小様々のお守りが吊り下げられている。

 「蚊帳のれん・ならまちふきん」の広告が貼られた商家と砂糖を扱うお店・・・「ならまち」ならではの風情を漂わせている。

商家の店先は「ならまち」のギャラリーともなっており、眺めているだけで楽しくなってくる。

近鉄奈良駅ビル4.5階にある「なら奈良館に展示されている」「ならまち」の模型

薬屋さんの店先には、薬の古い看板がずらりと並んでいる。