上野天神祭

 上野天神祭は400年余の伝統を誇り、大阪の天神祭、京都の祇園祭とともに関西三大祭といわれている。祭りは10月23日〜25日に行われ、最終日には神輿行列、名物の鬼行列、江戸時代中期から伝わる9台の楼車(だんじり)が、勢ぞろいして町並みを巡行、町は祭り一色となる。
 天神祭の由来は、戦国の時代に途絶えていた祭りが1660年に復興と同時に城内巡行を許され、この機会に藩主の藤堂様にも見てもらおうと、14ヵ町の町衆が競って趣向を凝らした仮装行列(鬼行列)を始めた。1700年代中頃には、9ヵ町がだんじり(楼車)を出すようになり、次第に絢爛豪華なものとなった。
              (2005年10月25日撮影)

京都の祇園祭を思わすような豪華なだんじり巡行

国指定重要無形民族文化財

ひょろひょろとよろつきながら、見物衆に愛想を振りまく「ひょろつき鬼」

休憩のひと時、鬼たちは見物衆に愛想を振りまくが、小さい子は目を隠して泣きじゃくる。

子供たちもそれぞれに小鬼になって行列に参加する。

菅原道真公を祀った上野天神宮・菅原神社

菅原神社前を練るだんじり

初日の宵宮には9台のだんじりに提灯が飾られ、祭り気分を盛り上げる。

上野天神祭の見どころば鬼行列である。疫病退散の祈りを込めて恐ろしくもユーモラスな面を着けた悪鬼、八天、小鬼、ひょろつき鬼たちが町を練り歩き、観衆を喜ばせる。